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なんでそうなるの?・・その2の巻

なんでそうなるの・・その2の巻

教習生Hさん、小柄な38歳男性である・・どうもどこかの塾の先生らしい・・

免許は初めてで、自転車も乗らないらしい・・1段階で他の先生から連絡があった・・

すごいぞ!!・・どうすごいのかよくわからないが・・とにかくすごいらしい?

まぁ・・過去にもすごい(何をやっても出来ない)教習生はたくさんやって来た・・でもみんな練習すれば何とかなるものである・・教習所は出来ないから来る所である。

教習開始・・うちの教習所ではその時間に担当する教習生が担当する先生の名前と指導員番号の所に自分の名前を書いた名札を差し込む・・これに基づいて指導員が名前を呼ぶ!

あれぇ・・私の担当の所には・・名札がさしてない・・おかしいなぁ?

前の時間にすごい教習生が行くぞと・・連絡があったのに・・・いない? 名札が無いので呼びようがない!

みんな名前を呼んで次々と周りがいなくなる・・そこに一人の小柄なちょっとよれっ!!としたスーツの男性がポツンと残った・・そう噂のHさんである・・声をかける・・

担当の先生はだれですかぁ? 配車券お持ちですかぁ? 

Hさんごそごそとスーツのポケットに手を突っ込み・・なんでそんなに握り締めてるのって、言う感じで出された配車券! もちろんぐしゃぐしゃ・・握った手の汗でぐっしょり・・グチャグチャ&ぐっしょりの配車券を恐る恐る開いて見ると・・やっぱり私の担当のHさんである・・

説明! Hさん配車券は配車係からもらったら・・教習原簿の間に挟んで置いてくださいね・・教習の始まりにこちらに頂きますのでね・・Hさん、はい、前の先生にもそう言われましたぁ!  そうですか次からはお願いしますね・・
それと名札はどうされましたかぁ? Hさん・・はいここにあります・・またスーツのポケットからまだ入所したばかりなのにもうグシャグシャになった名札が出てきた(画用紙にマジックで名前がかいてある)・・
名札は配車券の担当指導員の所に差して置いてくださいね、掛かっている名札でお名前を呼びますんでね。 Hさん、はい!前の先生にもそう言われましたぁ! そうですか!次からはお願いしますね・・

なぜかの理由は定かでないが・・このHさん入所から卒業までず〜〜っと同じスーツ、同じカッターシャツ、同じネクタイ、同じ靴、違う服装は見た事がない!
本当におしゃれな人は自分に似合うものは、同じ靴や同じスーツを何着も持っていると聞く よほどのおしゃれさんなのだと理解しておく・・事にする! でも少し匂いも気になるが?

なぜかの理由は定かでないが・・このあとも名札を掛けない・・ポケットからぐしゃぐしゃ、ぐっしょりの配車券が出続けた・・もちろんポケットから出てくる名札が卒業まで原型を留めていなかったのは・・・言うまでもない。
配車券、名札を・・前の先生にもそう言われました・・と言い続けたのも言うまでもない。

なぜかの理由は定かでないが・・教習でも前の先生に言われましたの連発だったのは言うまでもないが!・・・・Hさん前の先生はtakapu・・今の先生もtakapuだぞぉ〜! がんばれぇぇ・・Hさん・・ふふぅ!

なんでそうなるの?・・・その3の巻

なんでそうなるの・・その3の巻

気になる・・Hさん38歳の教習・・

配車券、ぐしゃぐしゃのHさん・・の話です・・

教習では、教習生に早く理解してもらう為に、いろいろな言葉を使います・・

例えば・・運転はできる様になった方には当たり前でわかってもらえると思うが・・運転中に車の向いている方向やボンネットの先を見ていては・・運転できない!

もちろん・・これから行く方向を見てハンドルを切る、戻す・・これは基本中の基本であるが・・実は、はじめて車に乗った教習生はこれができない・・つまり・・ついボンネットの先端や車のすぐ前、近くを見てしまうものです・・!! だって!気になるんですもん! これが理由だ。

運転していると気になる所と、見なければいけない所(これから行く方向)があります。

みんなこの気になる所に目が行ってしまう。練習で段々見なければいけない所と気になる所が一致してくる・・こうなればしめたものである。

ここから早く脱出した人が、早く上手くなるだから・・指導員は何とか言葉巧みに

教習生に曲がった先を見なさいと言う事を伝えるために・・目が先に曲がるとか!!

見ていなければ曲がれない事を伝える。(教える)思い出して見てください・・先生がいろんな言葉で先を見ろ・・曲がった先へ目を向けろ・・見ろ・・強い子のミロなど・・ん?

言っていませんでしたかぁ・・・?

古くから教習所では・・この見ている所!や見るタイミング!でハンドルを切る、戻す,と言う行動が変わってくるので・・ハンドルは目で切る!と言う言葉をよく使います。

さて問題のHさんである・・自転車に乗らないHさんは当然、自分が足で走る速度より速いものを・・コントロールしたことがない・・手を変え品を変え目線が先行くように指導するが・・どうしても目線が先に行かずボンネットの先端をにらんでいる・・・

ボンネットの先端に穴があくほどにらんでいる・・顔も力が入っているので怖い・・!!

本人も何とかしようと必死である・・そう最初はみなそう言うものである・・がここからがHさんは違う・・すごい!

車を止めて・・曲がった先へ目が行かなければ・・ハンドルを切らなければいけない、
道路が
曲がっていることすら気づかない・・・事を説明して・・Hさんの答えはやはり・・
はい!前の先生にもそう言われましたぁ・・・・
目でハンドルを切るんですよぉ・・見たところへ車が行くと思ってください・・自分にどこへ行くか目で知らせるんですよ・・・

じゃぁやってみましょう・・と車が走り出した・・さぁ・・カーブが近づいてきた・・
横から見る方向を指差して・・こっちを見てHさん・・目でハンドルを切るんですよ!

ここで!Hさん何を思ったのか・・?

急にハンドルから手を離して・・ハンドルを鬼瓦のような顔でにらみながら!顔をぐるぐる回しています・・がんばれぇ・・ん?

そう目でハンドルをにらみ!目でハンドルを回そうとしています・・!!

もちろん車はガードレールめがけて一直線・・・Hさんの超能力は働かず・・むなしくもハンドルは動いてくれません・・このとき・・Hさんが・・来てます・・来てます・・と言わなかったのがせめてもの・・救いです・・(マリックかい!!)

こんな純粋なHにがんばれぇ・・Hさんとエールを送ったのは・・言うまでもない・・ふふぅ






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