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速度調節は考え出したらキリが無いのでアクセル、ブレーキとクラッチの踏み加減の感覚に限定しました。

まずブレーキの踏み方です。
よく踵を着けてブレーキを踏む人がいますが
踵は上げて踏みましょう
慣れるまでは難しいかもしれませんが・・・。
その時足首がグラグラすると本当に安定しません。
足首は固定しましょう。
膝を上下させて、膝でブレーキを押さえる感じです。
★ブレーキの踏み方ですが、踵を着けずに踏み分けても良いそうです。その時は座席を前の方に調節します。その事によって踵を着けていても、いざという時に強いブレ―キングが可能になるとの事です。またリクライニングを起こし気味にすることによって、ハンドルで体を支えやすくなり、腰にも負担が少なくなる、という事です。長時間運転をする方で腰痛に悩まれている方はぜひ試してみて下さい。
勉強不足で申し訳ありませんでした。(2002.4.14)

次に踏み込む強さです。
ブレーキを踏むと体が前のめりになるような感覚があります。これを減速Gと言います。
踏み込む深さが深すぎると減速Gも強くなり乗り心地は悪くなりますし、急なブレーキは当然危険です。逆に減速Gが殆ど感じられなければ、ブレーキは殆ど効いていないでしょう。
適度な減速感を感じるところまでブレーキを踏んだら、そこで足を止めてそれ以上は踏み込まないようにしましょう。
もし速度が落ちなければ、ブレーキを踏み始めるタイミングを変えましょう。

クラッチの上げ方です。
まず発進のときです。
アクセルを踏みながら、左足を半クラッチの所まで上げてそこで少し保持し、その後ゆっくり上まで上げます。
半クラッチはエンジン音の変わり目かシートから伝わるエンジンの振動の変わり目を感じ取りましょう。
慣れてきたら左足で半クラッチの高さを覚えておいてその近辺までは、素早く上げてきましょう。
半クラッチにしたからといって、すぐに車が発進し、加速する訳ではありません。音、振動の変わり目までクラッチを上げた後、左足を止め、車が加速するのを待ってみてください。
(ここで注意してもらいたいのは、クラッチを止めておくといっても、クラッチ自体下から押し上げる力があるので、その分足の力で押さえ込まなければ均衡は保てません。)
半クラッチで左足を止めておいても車はある程度加速していきます。
 もし殆ど加速していかなければ半クラッチの下の方を使っているのかもしれません。あと紙一枚分ほどクラッチを上げてみましょう。焦って上げすぎるとノッキングやエンストの原因になります。
 半クラッチで左足を約3秒程止めた後はゆっくり上まで上げていきましょう。
次はギヤチェンジの時の上げ方です。
半クラッチで止めてその後ゆっくり上げるのは発進の時と同じです。
半クラッチはシートから伝わる振動や音の変わり目を感じるのと、クラッチを上げた時の抵抗の変わり目を感じ取りましょう。抵抗の変わり目とはクラッチが重たくなる所のことです。速度とギヤが合っていない時ほど強く感じます。(ギヤと速度が合ってないのはホントは良くないことですが・・・)。
強く感じるときは少し止めておく時間を長くすると良いでしょう。逆に抵抗を感じないときは一瞬止めるだけでいいでしょう。

また変速の際も、左足で覚えた半クラッチの近辺までは素早く上げてくるようにしましょう
最後にアクセルですがブレーキの練習の為にも直線ではしっかり加速しましょう。
 カーブの途中で直線道路の先(次のカーブまで)を見て、その距離や状況(道幅や前車の有無など)に応じて、アクセルも強、中、弱を使い分けましょう。
 加速すると加速Gが掛かりますが、その強さを感じ取りアクセルを踏み込む深さを加減しましょう。

 カーブを「見て」減速し、先を「見て」ハンドルを戻しながら加速しましょう。
 教習をしているとアクセル、ブレーキ、クラッチを「なんとなく」とか「だいたい」で漠然とで踏む人が多いのですが感覚を身に付けてください。
 感覚とは「感じて覚える」と書きますが、感じられるものなのです。シートに腰を深く掛け、エンジンの振動の変化や加速感、減速感、遠心力を感じてください。また各ペダルを踏んだり上げたりした時の抵抗の変わり目を足の裏や膝で感じたり、エンジン音の変化を耳で感じてみてください。
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